障害者スポーツ『サウンドテーブルテニス』を紹介します

サウンドテーブルテニス(略してSTT)は、金属粒が入ったボールをラケットで打った時の音や、コート上を移動するボールの音を頼りにネットの下を通過させながら
ボールを打ち合う競技です。
STTを楽しむグループ「鈴虫」は、さくらピア(豊橋市障害者福祉会館)を拠点に全国大会出場めざして練習に励んでいます。
※大会には1年に3回出場しています。(3月/東海障害者卓球大会・5月/愛知県障害者スポーツ大会・7月/愛知県視覚障害者卓球大会)
会員数は9人、内5人はビギンの会員です。審判、ボール拾い、移動のガイドなどはボランティアさんたちがサポートしてくれています。

                   
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ラケットとボール
ラケットの打球面は木製で硬くラバー等は張られていない。長方形の四隅を丸くしたような形状です。ボールは直径4.0cm、その中に金属粒4個が入っている。

ネットとボール
テーブルとネットの間の隙間、4.2cmにボールを通過させる。テーブルは継ぎ目のない一枚板です。(以前は二つの台を合わせていたため、中央でボールが跳ねることがあり現在に至る。)

フレーム(ボール返し)
テーブルには、ボールが飛び出さないようにエンド(エンドフレーム)とサイド(サイドフレーム)に縁が付いている。
両フレーム(ボール返し)は木製で1.5cmの高さ。
テーブルのセンターラインが分かるようにエンドフレームの外側中央に突起物がついているため、競技者はセンターの位置が分かる。

サービスー1
サーバーは主審の「プレー」の宣告後、サービスエリアにボールを静止させ、ラケットをボールから10cm以上離し静止させ、10秒以内に「いきます」と言う。
レシーバーはその後、5秒以内に「はい」と言わなければならない。サーバーはその後、5秒以内にサービスをする。
サービス・レシーブにおける、10秒・5秒・5秒の時間制限を超えた場合は「オバータイム」を宣告される。

サービスー2
ネットによって二分されたテーブルの自分側を「自領コート」、相手側を「他領コート」という。それぞれのテーブルには4等分された白いラインが引かれている。

ラリー
サービスもラリーも打球時の音が審判と競技者に聞こえなかった場合は「ホールディング(反則)」となる。ラッケットでテーブルやフレームを「叩いたりこすったり」して首審が「打球音」を消したと判断した場合もホールディングとなる。

ボール拾い
ボール拾いには百円ショップで見つけた、小さな「すくい網」が大活躍です。

          
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「鈴虫」の令和3年1月の練習日は、1月10日(日)/午前10時から午後3時です。2月以降は第1日曜日となります。
障害の有無にかかわらず、どなたでも入会、参加、見学できます。
一般の卓球よりも少ない動きで楽しめるため、年齢を問わない幅広いスポーツです。

           
          練習場所:さくらピア(豊橋市障害者福祉会館)/3階
                  TEL(0532)53-3153

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