日 時 ― 2017年4月16日(日)/10:00~15:00
場 所 ― 豊川社会福祉会館「ウィズ豊川」
参加者 ― 52名(講師/盲導犬訓練指導員2名も含みます)
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中部盲導犬協会に、ご協力いただき盲導犬の普及と理解を目的として、2011年
より豊橋からスタートした「盲導犬体験会」も今回で7回目の開催となりました。
豊橋、蒲郡、豊川、田原、名古屋(中部盲導犬協会)、豊橋市に続き今回は豊川市で
の2回目の「盲導犬体験会」でした。
開会挨拶、参加者の自己紹介の後、中部盲導犬協会の訓練指導員の方から「盲導犬
についての基礎知識」や「盲導犬貸与までの流れについて」などのお話をしていただ
きました。
参加者は2班に分かれ午前の体験会では、1班は歩行体験、2班は盲導犬ユーザー
との懇談。午後の体験会では2班が歩行体験、1班が盲導犬ユーザーとの懇談を行い
ました。
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《盲導犬についての講義》
「1頭の盲導犬が育つまで」、「盲導犬貸与までの流れ」など詳しく話していただき
ました。
《歩行体験のスタートです》
盲導犬は、目的地まで連れて行ってくれるわけではありません。ユーザー自身が目的
までの地図を把握し道順を覚えて、盲導犬に適切な指示を出します。
《盲導犬との歩行体験》
道路に出るときは、安全確認をします。
《盲導犬との歩行体験》
小さな体験者の指示でも、盲導犬は従ってくれます。
《盲導犬との歩行体験》
信号機の音、車の行きかう音などを聞き盲導犬に指示を出します。
《盲導犬の紹介VTR》
盲導犬ユーザーとの懇談の前に、盲導犬の育成や訓練に関するビデオ(約15分)
を鑑賞しました。
《盲導犬ユーザーとの懇談》
左側、豊橋在住のビギンメンバーの鬼塚さんと盲導犬のジェム君。
右側、豊川在住の盲導犬ユーザーと盲導犬のゼウス君。
盲導犬との日常について語っていただきました。
《歩行体験、終了後》
「大勢の歩行体験をガンバッテくれてありがとう! お疲れ様でした!」
仕事中の盲導犬を見かけても声をかけることも、触れ合うこともできません。
「盲導犬体験会」に参加すると、盲導犬との楽しいふれあいがあります。
【質疑応答、感想発表】
—感想をいただいた一部を紹介します—
☆盲導犬が段差で止まったり障害物を避けたときの動きがハーネスのハンドルから
手に伝わってきて感動しました。
☆盲導犬に身を任せて歩行する難しさを知り、盲導犬との信頼関係がとても大切と
思いました。
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・・・盲導犬ユーザーと出会ったら・・・
◇盲導犬がハーネスをつけているときは、仕事に集中しています。
さわったり声をかけたりしないようにしましょう。
◇盲導犬は盲導犬ユーザーとともに、規則正しい生活を送っています。健康管理の
ため、またトイレのタイミングをコントロールするためにも、食事時間も決まっ
ており、決められたものしか口にしないようにしています。
「かわいい」と思っても食べ物を与えないでください。
◇盲導犬ユーザーが困っているようなときは、盲導犬にではなくユーザーの方に
「何かお手伝いしましょうか」と声掛けをお願いします。