東日新聞「WAVE」に掲載されました

東日新聞で毎週土曜日に連載中のコーナー「WAVE市民活動」に掲載されました。
掲載日/2022年1月29日(土)

東日新聞「WAVE」

掲載写真

              ◇◆◇ ◇◆◇

      中途視覚障害者のはじめの一歩を支援する『ビギン』
             代表  服部めぐみ

 目が見えない・見えにくいことで日常生活や仕事に不便を感じている方はいらっしゃいませんか?  ビギンは、点字やパソコン、料理や外出など中途視覚障害者の自立のためのはじめの一歩のお手伝いができたらと、2009年5月に豊橋市社会福祉協議会のボランティアグループとして活動を開始しました。メンバーの多くが中途視覚障害者でその経験が私たちの活動の原点になっています。活動は主に豊橋の「あいトピア」で行っていますが豊川・蒲郡・田原でも教室やイベントを行っています。
「外に出よう!社会につながろう!」を合言葉にビギンの趣旨に賛同する晴眼者もメンバーに加わり、活動開始から12年たちました。2019年秋にはビギンを支えてくださっている多くのグループや個人の皆様に感謝の気持ちをお伝えする10周年記念イベントを開催することができました。
コロナ禍になり教室やイベントのほとんどができなくなってしまいました。困っている方がいるのでは?と気になりながらも活動できませんでしたが、電話によるサポートは続けていました。利用者の方々の強い要望もあり、1年ほど前からパソコン・スマホ教室、数か月前から点字教室が再開できました。
 月1回、あいトピアで行っていた定例会はオンラインで行い、自宅にいながらメンバーの情報共有と近況報告会ができています。
 今までは全盲の方へのサポートが多かったのですが、これからはロービジョンという「見えにくい・まぶしい・見える範囲が狭くて歩きにくい」などでお困りの方へのサポートもしていけたらと考えています。
「スマートサイト愛知」http://a-gankai.com/dr/lowv_smartsite.phpには、ビギンの情報が掲載されています。眼科のお医者さんとつながり、治療から訓練への移行のお手伝いを可能にすることが今後の課題です。
「見えない・見えにくいことは不便だけれど不幸ではない」 私たちビギンと出会い、一人でも多くの方に笑顔が戻ればと願っています。
 目が見えにくくて困っている方、それをサポートしていただける方の参加をお待ちしています。「ビギン」への問い合わせは株式会社コンパス(0532-26-6861)の服部、または鬼塚まで。

最新情報・イベントの案内の一覧に戻る