『豊橋ボランティア見本市』に参加しました

  平成28年2月28日(日)/豊橋市総合福祉センター「あいトピア」
   ★ たのしいステージ         13:00~14:15
   ★ たんけんのじかん         14:20~15:20
   ★ わいわい! ライブステージ    15:25~16:00

〔参加団体数〕ブースで活動紹介/28団体・掲示で活動紹介/10団体
       ステージ参加団体/7団体

ビギンは、ブースでの活動紹介とステージ参加で「寸劇」を行いました。
寸劇の内容は、視覚障がい者に対するガイドを「場面1:呼びかけとガイド」、「場面2:食事をしながら」の2部構成にし、それぞれ悪いガイドと良いガイドを比較できるよう脚本しました。

         ・・・・寸劇のはじまりです・・・・

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《舞台上 左/手話通訳・右/ナレーター》
ナレーター:A君とBさんは、自宅からそれぞれ一人で「あいトピア」へ出かけます。豊橋駅から市電に乗るところです。さあ無事に目的地に着けるでしょうか?

場面1:呼びかけとガイド
呼びかけ/悪い
《悪いガイドの例》
A君は市電乗り場へ行けなくて困っていました。近くにいた人(ガイド)が「あっち! あの先の階段だよ!」と教えてくれましたが、目の見えないA君は全く分からなくて困ってしまいました。ガイドは、「じゃー! 連れていってあげるよ。」と、いきなり白杖を引っ張ってしまいました。

呼びかけ/良い
《良いガイドの例》
Bさんも市電乗り場が分からなくて困っていました。そこへ親切な方(ガイド)が「何かお困りですか?」と声をかけてくれました。事情を話すと市電乗り場まで一緒に行ってくれることになりました。Bさんは、ガイドの肘を持たせてもらい、半歩後ろを歩いて安心して市電に乗ることができました。

◆場面2:食事をしながら
食事/悪い
《悪いガイドの例》
A君は、Xさん(ガイド)とパソコン教室の話をしています。そこへ待っていたお料理が運ばれてきました。Xさんは、話に夢中でA君のガイドをしないで自分だけ食べ始めてしまいました。A君は、どこに何があるのか分からないのでスープの中に指を入れてしまったり、スプーンを床に落としてしまいました。

食事/良い
《良いガイドの例》
Bさんは、Yさん(ガイド)と点字教室の話をしています。テーブルにお料理が並べられるとYさんは、お料理の配置を伝えるために「12時にお茶、6時にピラフ、10時にスープ、2時にデザート、手前に箸とスプーンがありますよ。」と説明してくれました。そして盛り付け、材料なども詳しく教えてくれたのでBさんは、会話を
楽しみながら食事ができました。

web
出演者全員が舞台に揃い、ビギンの活動紹介として自立を目指す中途視覚障がい者の初めの一歩を応援するための、パソコン教室、点字教室、料理教室、白杖の使い方講習会、盲導犬体験会などの紹介をしました。又、パソコン教室の紹介として音声読み上げソフトを入れたパソコンから実際に音声を聞いていただきました。
そして一緒に活動していただける方の参加の呼びかけと、「第2日曜日の午後に定例会を行っていますので興味のある方は、見学にいらしてください。」とお誘いしてエンディングとなりました。

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展示ブース/境界線15
《ブースでの活動紹介》
音声変換ソフトが入れてあるパソコンの体験をしていただきました。

パソコン
《黒い画面に白い文字》
文字の大きさ、読み上げの速度、読み上げてくれる声などの設定ができます。

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ビギンは、すべての障がい者がめざす自立に向けての歩みを進め、周りの人々がそれを応援する。そんな社会が実現できることが願いです。

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